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SINN(ジン)

ジンの歴史
ジンの正式名は、ドイツ語で「ジン スペツィアルウーレン」 —— 日本語では「ジン特殊時計会社」という意味です。
1961年、ドイツ軍パイロットで飛行教官でもあったヘルムート・ジンが、自らの名前をブランドに冠し、フランクフルトでパイロット用の時計を作り始めたことからジンの歴史は始まります。
- 『低コストにて最高の時計作り』
- 『高品質で最高の機能性と視認性を搭載』
- 『広範囲な広告に頼ることないダイレクト・マーケティングで価値あるものを提供する』
上記3つの原則をもとにしており、航空機器に近い作りの高機能な時計は、当時のパイロットたちに広く使用されていました。
ジンの腕時計が宇宙に
1985年10月30日、西ドイツ航空宇宙局が中心となったスペースラブD1を搭載したスペースシャトルがケネディ宇宙センターから発射。
このミッションD1に参加した科学者でもあるドイツ人宇宙飛行士ラインハルト・フラーが、ジンのレマニア搭載モデル140.Sを個人装備品として携行。
それまでの宇宙では自動巻きが作動しないという説が有力でしたが、ジンの時計によって世界で初めて無重力空間で自動巻きの腕時計の作動が証明されました。
過酷な環境の中でプロも信頼する実用性の高さを実証
ジンは、美しいだけでなく、極めて実用的な時計を開発しています。
- 視認性、機能性を最重要視したパイロットクロノグラフ
- ダイバーズウォッチ
- 財政や金融に携わる人のためのファイナンシャルウォッチ など
これらの時計は、過酷な環境の中でその実用性の高さを実証し、人生を最大限に生きる人々のニーズを満たしています。
過酷な条件の下でも、時計に100%の信頼性を求める人。
完璧な機能性、耐久性、認証された品質を必要とする人。
ジンの時計はダイバーやパイロット、GSG9(ドイツ連邦警察局特殊部隊)などのプロフェッショナルたちも強い信頼を寄せています。
自分に最適な一本を選んだプロたちが、ジンを愛して止まない理由があります。
ジンの技術と性能
エンジニアのローター・シュミットが、1994年に創業者からジン社を引き継いだとき、ジンのテクノロジーの新時代が幕を開けました。
絶えざる新しい技術の開発によって、驚くほど高性能な製品を数多く開発しながらも、「視認性、機能性を最重要視したプロユースで堅牢な作り」は創業からそのまま。
他ブランドには見られない独自の『ジン・テクノロジー』の数々を搭載しています。
- 水深5000メートルの高い防水性能
- 時計を湿気から守る除湿機構
- 低温から高温までの精度保証
- 80,000A/mという驚異の防磁性能
- 絶対に外れない回転ベセル
- 表面硬化・キズ防止のテギメント など
コレクション
ジンには「コレクション」と呼ばれるコンセプトが何種類かあります。
いずれも視認性、機能性を最重要視したプロユースのドイツ製腕時計ばかりです。
インストゥルメント クロノグラフ(Instrument Chronographs)

ジンのクロノグラフは、ジン初期の時代から続く伝統的なスタイルと、ひとめでわかる共通の顔を持っています。
それは創業者がパイロットとしての経験に基づき作り出したコックピットクロノグラフから始まり、現在まで受け継がれています。
プロフェショナルや多くの時計愛好家の間でジンの信頼性を確立した、コックピットクロックに由来する完璧な視認性と最高の精度を誇るコレクションです。
インストゥルメント ウォッチ(Instrument Watches)

ジンの第一号モデルは、戦闘機のコックピットクロックでしたが、サイズや目的の違う腕時計であっても視認性を最優先しています。
一瞬の躊躇が生死を分ける戦闘機のパイロットにとって、完璧な可読性と精確な時計は何よりも重要なツール。
そのコックピットクロックの性能をそのまま受け継いだのがジンのインストゥルメントウォッチです。
ドライバー / ナビゲーションウォッチ(Driver / Navigation Chronographs)

ジンがドライバーやナビゲーターに向けて開発したラリークロノグラフのコレクション。
ドライビングやラリーレースには、極めて高い精度と信頼性の高い機能が必要です。
自動車の初期の時代から受け継いだデザイン要素と、高い操作性が特徴。
ジンの特徴である信頼性を備えており、常に頼りにできる同伴者となります。
ダイバーズウォッチ(Diving Watches)

ジンは、世界で始めてヨーロッパのダイバー器具規格に準拠した時計を製造したブランドです。
300mから5,000mまでの高い防水性を誇るダイバーズウォッチは、150年以上の歴史を持つ船級・認証機関『DNV GL』により認証。
耐圧性・防水性・機能性・温度による時計の曇りに対する厳しい耐性テストをクリアしています。
ジンのダイバーズウォッチは『DIN8306』(潜水用安全基準規格)において13種類もの規格が定められており、欧州潜水器具規格EN250とEN14143にも準拠。
過酷な環境に挑むプロフェショナルダイバーたちからも信頼を獲得しています。
フランクフルト・ファイナンシャル・ウォッチ(Frankfurt Financial Watches)

国際的に有名な銀行・証券取引所が拠点を構える金融都市フランクフルト・アム・マイン。
フランクフルト経済振興協会からの『フランクフルトを代表する時計を』という要請を受けて開発され、1999年に誕生したシリーズです。
1961年の創業以来ジンが本拠地としてきた、この街との密接な関係がこのシリーズを特徴づけています。
クラシックモデル(Classic Timepieces)

ジンのコレクションの中でも格別な技術力を結集して製作された、最高位に位置づけられる傑出したコレクションです。
これらのクラシックスタイルな時計は、日常的に使用するモデルからコレクタブルなモデルまで、芸術的な美しさと優れた機能性でオーナーを魅了します。
日本限定モデル(JAPAN Limited)

より細やかな嗜好と審美眼を持つ日本のジンユーザーのために開発されたコレクション。
日本限定仕様、限定スペック、限定ダイヤルなど、50本から300本という小ロットで提供される人気コレクションです。
日本の選び抜かれたジン正規販売店の意見により生まれ、“マイスターブンド”と名付けられたシリーズも好評です。
レディースウォッチ(Ladies Watches)

ジンのレディースウォッチは、身に着ける人を美しく引き立てると同時に、その個性や魅力を高めます。
エレガンスと女性的な美しさを備えたデザインでありながら、内部のメカニズムはパイロットウォッチで培った機能性と技術力によって支えられています。
ジンの腕時計 ピックアップ
103

優れた視認性、刻時・計時精度を誇る、まさにジンの基本精神を表す極めてシンプルなダイヤルを備えた実用的なクロノグラフ。
60年代にドイツ空軍クロノグラフとして制式採用されたモデル155の伝統を踏襲した、両方向回転式のブラックカラーベゼル。
サファイアガラス・チタンケース・Arドライテクノロジー搭載モデルなどバリエーション豊富なシリーズで、基本モデルには強化アクリルを装備しています。
104

ブラックダイヤルにはっきりと記されたインデックスで、計時の最適な視認性を確保。
まさにジンの基本精神に基づき製作された、パイロットクロノグラフらしい三針タイプです。
60年代から続くジンのパイロットウォッチの伝統を踏襲した、両方向回転式ブラックカラーベゼルが存在感を放ちます。
903

パイロットやナビゲーターのための機能が盛り込まれた、ドライバー/ナビゲーションウォッチです。
インナーベゼルに刻まれているスケールで速度・距離・燃料消費・上昇下降速度をはじめ、マイルやキロへの換算ができる回転計算尺を搭載。
日常生活を超えたプロユースとしてのデザインが生きており、シリーズ基本モデルの903.ST.AUTOは発売以来そのベースデザインを一切変更していません。
206

1995年にArドライテクノロジーを初めて搭載した、ジンの歴史的モデル「203.ST」および「203.TI.AR」。
1999年に発表したジンの特殊オイル66-228による熱抵抗テクノロジーを搭載した「203.ARKTIS」。
それらを現代の仕様で再設計し、203シリーズの時代にはなかった回転ベゼルの特殊結合方式や、世界最大級の船級・認証機関『DNV GL』のテスト・認定などを追加しています。
ケースやダイヤルの外観は当時のまま、より耐久性を高めたダイバーズウォッチとなりました。
6000series

財政や財務などの金融に関係している人のための計測機器として愛されており、『ファイナンシャル・ウォッチ』と称されています。
金融・証券・政界の要職に就いた方々に愛用され続け、シリーズ誕生20年を迎え記念モデルが発表されました。
グローバルなマーケットを舞台に活躍する人々にとって重要な、共時コミュニケーションの橋渡し役を担っています。
Meisterbund

ドイツメイドにこだわって、UWD(ドレスデン時計工房)・SUG(ザクセン時計技術社グラスヒュッテ)・ジンの3社が共同製作。
伝統的な設計で作り上げられたこのモデルを2016年、“Meisterbund”と名付けました。
3社はそれぞれの専門分野でのマイスター。
UWDは高品質なムーブメントを、SUGはケースの設計と製作を、そしてジンが伝統的なマスターピースの“顔”を受け持っています。
Military Type IV

日本の企画によるミリタリーシリーズの最新作。
2009年にそのファーストモデルが誕生したミリタリーシリーズは、すっかりお馴染みのシリーズです。
“クラシックミリタリーウォッチ”をコンセプトにしているため、お馴染みのジン・テクノロジーは搭載していません。
しかしながら視認性を追求した点は、ファーストモデルから続く特徴です。
456

自動巻ムーブメントを搭載し、直径28mmという小型サイズにも関わらず、機能と技術においては他のモデルに引けを取りません。
コックピットクロックの製作で培った視認性の高さが活きています。
70個のトップ・ウェッセルトンのブリリアントカットダイヤモンドを備えたモデルも存在しています。(ドイツへのオーダー)
姫路でジンの販売店をお探しならタナカへ
姫路市でジンの腕時計をお探しのお客様は、姫路みゆき通りのタナカまでご来店ください
実際に商品をご覧になってお選びいただけます
姫路の各交通機関からアクセスしやすい時計店です
当店はJR姫路駅前から姫路城の前までずっと繋がっているみゆき通り商店街の中、ヤマトヤシキ姫路店跡のすぐ近くにございます
JR・山陽電車・神姫バスなどの公共交通機関からご来店されやすいところです
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姫路市・たつの市・相生市・赤穂市・高砂市・加古川市など沿線の方はもちろん、近くにコインパーキングもございますので、お車でお越しの周辺地域の方もぜひご来店ください(提携駐車場ではございません)
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